子供たちが「自由に生きる」ために伝えたい 「自由」の本当の意味

子供たちには、幸せに、
なるべく自由に生きていって
ほしいですよね。

ただ、自由が、
「なんでもできる」ことだと思ってしまうと
つまずいてしまいます。

自由に生きるためには、
「自由」の本当の意味に
気がつく必要があるのです。

「自由」の本当の意味

わたしたちは、それぞれ、
世界にたった一つだけの視点を持っていて、
その視点から、自由にモノゴトを見て解釈し、
自分ならでの世界観を創っています。

一言でいえば、
わたしたちは、
「考える」ことについて自由なのです。

そして、わたしたちは、
「行動する」ことについても
自由なはずです。

しかし、
「やりたことが、できない」
「行きたいところに、行けない」など
「自由じゃない」と感じることも多くありませんか?

それは、「自由」が、
「好き勝手できる」ことだと
誤解しているからです。

「自由」の本当の意味に気がつくことができれば、
わたしたちは、
もっと自由に生きていくことができます。

その、自由の本当の意味とは、
「選べる」
ということです。

「選択の自由」

わたしたちには、
決して抗えないものがあります。
それは、因果関係です。

わたしたちは、
無数の因果関係の中で生きていて、
それに逆らおうとすると、
大きなストレスを抱えることになります。

そうしたことから、
わたしたちには、本当は自由などなくて、
全てをありのままに受け入れるしかないのだ、
といった考え方をすることもできます。

でも、わたしたちに、自由はあるのです。
それは、因果関係をどう組み合わせるのかという、
「選択の自由」です。

わたしたちは、
因果関係を受け止めながら、
その因果関係をうまく組み合わせることで、
望む結果を生み出すことができます。

例えば、料理です。
ニンジン、じゃがいも、スパイスなど、
材料があっても、
なにもしなければ、それらは材料のままです。

ですが、
ニンジンとじゃがいもを包丁で切る、
そして、鍋に入れて、スパイスを加えて煮ることで、
美味しいシチューを作ることができます。

料理は、いろんな因果関係を、
うまく組み合わせることで、成り立っているのです。

わたしたちは、確かに、
因果関係の中で生きていて、
それに逆らうことはできません。
しかし、「選択の自由」によって、
因果関係を組み合わせて、
望む結果を生み出すことができるのです。

このことに気がつくことで、
ひとつ一つの因果関係をより深く理解したり、
何を選択すべきかを意識したり、
選択肢の幅を広げる努力をしたりすることで、
わたしたちは、もっと自由になれるのです。

「選択の自由」に気づくには

子供たちが、「自由に生きる」ことができるように、
自由の本当の意味が、
「選択の自由」だと気がつかせてあげましょう。

例えば、
・ものづくりや、料理などに取り組む
・モノゴトがどう変化するか、プロセスを楽しむ
・材料などの組み合わせの変化を楽しむ
・どのような選択を増やしたら、もっと良くなるかを考える
といったことを通じて、
「選択の自由」の
力と楽しさを感じさせてあげましょう。

一番大事な「問い」を立てる時

これまで、
わたしたちが、
独自の視点を持ち、自由な視線世界を見て解釈し、
自由に選択して行動できる、
「自由な意志を持った存在」
だということをみてきました。

一方で、
わたしたちが、
人の繋がり言葉の繋がり時間空間の繋がり
の中で生きており、
「社会的な存在」なのだ
ということもみてきました。

いよいよ、これまでの全ての話をひっくるめた
問いを立てるときです。

わたしたちは、
「社会的な存在」であり、
「自由な意志を持った存在」でもあるという
2つのことは、矛盾することなのでしょか?
それとも、同時にありえることなのでしょうか?

この問いは、
子供たちが、生きる目的をどこに置くのかに関係する
大切なものです。

あなたは、どう思いますか?
次回、一緒に考えてみたいと思います。

では、またお会いしましょう。
ぜひ、フォローいただけるとうれしいです!
Ciao!

知育 #幼児教育 #モンテッソーリ #保育士 #知育ママと繋がりたい #おうちモンテ #早期教育 #育児 #0歳 #1歳 #知育ママ #知育パパ #子育て #自由 #選択

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール