変化の時代を生き抜くための、子供の「適応力」の伸ばし方 〜「遠くの星のアインシュタイン」〜

これからの時代は、
「変化の時代」だといわれています。

過去、正解だったものは、
通用しなくなり、
子供たちは、それぞれ、
変化に適応した道を
自分なりに見つけなくてはなりません。

しかし、
変化への適応をじゃまするものがあります。

それは、
誰かが作った、
これまでの固定観念です。

この固定観念から、
自由になる方法はあるのでしょうか?

遠くの星のアインシュタイン

少し想像してみてください。

あなたが、今いる場所から、
250万光年ほど離れた場所に、
アンドロメダ銀河があります。

そして、今、
このアンドロメダ銀河にある
とある星の表面には、
一つの石(ドイツ語でアインシュタイン)
がひっそりと佇んでいます。

ただ、今のわたしたちには、
この、「遠くの星のアインシュタイン」を
見たり確認したりする手段はありません。

この時、この石は、
どういう状態なのかというと、
「石」としては存在しておらず、
ただ、物質としてそこに存在しているだけです。

なぜなら、
その石が「石」として認識されるためには、
わたしたちの誰かが、
その石を実際に見る必要があるからです。

「言葉のない世界」

古代のギリシャ人たちは、
夜空の星々の間に
つながりを見出して、
星座として名前をつけ、
世界の成り立ちを説明するための
ストーリーを紡いできました。

このように、
モノゴトに境界線を引いて切り分け、
言葉を使って名前をつけて、
概念として捉えているのは、
わたしたち人間です。

逆に、
わたしたちに見えていない世界には、
言葉は及びません。
ですから、
わたしたちの見える範囲をはるかに超えて広がる
「ありのままの世界」というのは、
「言葉のない世界」です。

「ありのままの世界」が
「言葉のない世界」だと気が付くと、
本当は、世界の全てのモノゴトを、
柔軟に捉えて良いのだと
思うことができるようになります。

この、
「モノゴトを自由に捉え直してよいのだ」という感覚こそ、
変化の時代を生きるために必要な
適応力を培うためのカギになります。

子供の「適応力」の伸ばし方

変化の時代を生きる子供たちの
適応力を高めるためには、
モノゴトを柔軟に捉え直す感覚を
培ってあげましょう。

そのためには、例えば、
・旅行先などで拾った石や貝殻に名前をつけてみる
・絵の具を混ぜて新しい色を作って、名前をつけてみる
・積み木やブロックで作った建物に名前をつけてみる
といった「名付けワーク」を試してみてください。

自分で名前をつけるというのは、
自分なりに、
モノゴトを世界から切り出し、
その特性を考える訓練になります。

「◯◯◯◯のある世界」

これまで、
「自分らしく生きて、社会の役に立つ」ための、
最初のステップは、
ありのままの世界を知る」ことだ、
という話をしてきました。

そして、
「ありのままの世界」は、
視点のない世界」であり、
スコープのない世界」であり、
「言葉のない世界」だということをみてきました。

次回は、
「ありのままの世界」についての最後のトピックとして、
今度は、
「◯◯◯◯がある世界」という話をしたいと思います。

「◯◯◯◯」がなにか、考えてみてください。
ヒントは、以前お話しした、
全ては繋がっている」ことです。

では、またお会いしましょう。

Ciao!
サム・ボーナ

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遊びに来てくださいね!

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