子供たちの大きなチャレンジ
あなたは、子供にどんなことをしてあげられたら、
これからの時代に幸せに生きられそうだな、と思いますか?
これからの時代の特徴は、とても変化が大きくなるということです。
そんな時代に、子供たちが幸せに生きていくためには、
変化を「機会」と捉えながら、
主体的な姿勢で、「自分が好きなことを実現」できることが大切になってきます。
もう少し具体的にいうと、
「自分の好きなことを仕事にして社会の役にたつ」ようになるということです。
このことは、子供たちにとって大きなチャレンジとなっています。
これが大きなチャレンジになっている理由は4つです。
- 自分の好きなことを、育て続ける必要がある
- 自分の好きなことで、社会に役立てる方法を探す必要がある
- 自分の好きなことを、具体的なモノゴトとして描き出す必要がある
- 自分の好きなことを、人と共有して実行する必要がある
このような大きなチャレンジを乗り越えていくためにできることは、
なるべく早く、0歳からでも、
少しずつ準備して学びを重ねていくことです。
toyboxでは、そのためのヒントをお届けできればと思っています。
自分の好きなことを、育て続ける必要がある
「好きなことを実現すればいい」というのは簡単ですが、
「自分が好きなことはなにか」をはっきりと言葉にするのは
大人でもなかなか難しいことはないでしょうか。
なぜかといえば、「好きなこと」というのは、
実は、子供のころから意識して「育て続ける」必要があるものからです。
この「育てる」意識が薄いと、
「好きなこと」をはっきりと自分の中に持つことがなかなかできません。
だから、親や周りの大人が、
「子供の好きを育てる」という意識を持って、
「0歳」からでも、子供の環境を整えてあげていくことが大切です。
自分の好きなことで、社会に役立てる方法を探す必要がある
子供の「好きなこと」を将来の仕事に結びつけることを考えると、
その「好きなこと」が社会の役に立つ方法を考える必要があります。
そのためには、社会とその変化をよく理解し、
社会にとって必要となっているものが何かを考え、
それに対して、どうしたら自分の好きなことを役立てることができるのかを
常に考えていく必要があります。
「社会」に対する、意識や観察力を培うことも、
なるべく早くから意識して取り組むことで、
自然な習慣として身につけることができます。
自分の好きなことを、具体的な仕事として描き出す必要がある
子供が将来、
「自分の好きなことで社会に役立てそうだ」と思えたとしても、
実際に役立てるためには、
具体的なモノやサービスとして、その形を描き出す必要があります。
そのためには、新しいものを生み出す創造性が必要になります。
創造性というと生まれながらの才能のように思われることもありますが、
創造性が発揮される仕組みを理解していくことで、
誰でも、創造性を育むことが可能です。
子供の頃は誰もがクリエイティビティーに溢れていて、
大人になるにしたがってクリエイティビティーが失われる、というのは誤解です。
本当のクリエイティビティーは、幼少期より培うことのできるものです。
自分の好きなことを、人と共有して実行する必要がある
実現したいことの形を具体的に描き出せたとしても、
それを実際に実現するためには、
それを他の人たちに伝え、
共感を得て、協力していく必要があります。
そのためには、感受性や共感力などに基づくコミュニケーション力、
チームワーク力、実行力などが必要になります。
実行する力についても、そのエッセンスは
幼少期から身につけることができるもので、
早くスキルを身につけることで、
日々の生活においても生かしながら、磨いていくことができます。
好きを育て、実現する
子供がやがて、
「自分の好きなことを実現」できるようになるためには、
まず、「好きを育て続ける」が必要です。
そのためには、社会とその変化をよく知り、
自分自身についての理解も深めていくことが大切です。
「社会の中で、自分の好きなことを役立てたい」という気持ちが芽生えると、
それは、強いモチベーションと生きる意味を生み出します。
さらに、「好きを実現」するためには、
新しいものを生み出す創造力と
人と一緒に進める実行力が必要になります。
この創造力と実行力の掛け合わせが、
実現力をもたらし、社会に新しい価値を生み出します。
toyboxでは、
「子供の好きを育て、実現する」旅は、
ゼロ歳から始めて、ずっと続けていくべきものだと考えています。
その旅は、子供にとっても、親にとっても、
きっと心がときめくものになると思います。
ぜひ、これからもご一緒に考えていくことができると嬉しいです。
また「好きを育てて、実現する」をテーマにした絵本
「すぽぽぽぽ ぷっきゅー」も作成していますので、
お手にとっていただけると嬉しいです。
次回は、「社会に役立つ必要がある」という観点から、
「わたしたちにとっての社会とは」
について話を進めてみたいと思います。
それまで、あなたにとって、社会とはどのようなものか、
少し考えてみてくださいね。
これから、定期的に
「子供の好きを育て、実現する」ためのレターをお届けしますので、
ぜひ、無料のメール講座「ハートナビ」にご登録ください。
それではまた次回お会いしましょう!
チャオ!
サム・ボーナ